水槽レイアウトレシピ01|初心者が水草水槽をつくるときの手順
レイアウトレシピ解説
今回はこちらのレイアウトの作成方法の解説をご紹介致します。
1.用意するもの(値段は目安です)
- 45㎝水槽(黒バックスクリーン) … 6,000円
- LED照明(ライト) … 8,000円
- ソイル(8kg) … 3,000円
- 外部フィルター … 4,000円
- オートヒーター … 4,000円
- 流木(水草巻き付け済み) … 3,000円
- 石(3つ) … 1,000円
- 水草 … 各800円前後
- シペルス・ヘルフェリー
- ウォーター・スプライト
- アルテルナンテラ・レインキー
- クリプト・コリネ
- ロベリアカーディナリス
2.水槽を設置
バックスクリーンの色は好みで構いませんが、黒色だと水草の緑がよく映えるのでおすすめです。
3.ライトをセット
水草の生育には、光が欠かせません。
照明(ライト)はLEDタイプのものを使うと、明るくて長持ちします。
従来の蛍光管タイプの照明でも水草の生育に支障はありませんが、LEDを使うと水面の揺らぎなどもくっきり見えるのでレイアウトをより綺麗に見せることが出来ます。
4.外部フィルターをセット
フィルターは外部フィルターがおすすめです。外部フィルターの中の微生物が水の汚れを緩和してくれます。
また、フィルターを外部に設置することで水槽全体がすっきりします。
5.オートヒーターをセット
オートヒーターを使うと自動で温度を維持してくれるので便利です。
最近の機種は、空焚き状態になると電源をオフにしてくれる機能がついているので火災になる心配がありません。
(また水中で作動させると電源がオンになります)
6.ソイルを敷く
厚みはだいたい5㎝くらい(人差し指の第2関節が隠れるくらい)が目安です。
水草は根を張るのである程度の厚みが必要になります。
ソイルは厚みに偏りが出ないよう、ならしましょう。
手でならしてもいいですし、三角定規やスプーンなどを使ってもいいです。
7.流木と石を置く
流木は中央にセットします。
ウィローモスが付着した流木が1つあると、その後ろに背の高い水草、その手前に背の低い水草、とレイアウトの基準となるのでレイアウト初心者にはおすすめのアイテムです。
石は3つ使います。大中小の石をバランスよく配置します。
流木を中央に置き、その横に石(大と小)を配置します。
左奥に石(中)を置きます。
8.水草は三角構図を意識する
立体感を出すレイアウトとして「三角構図」を使います。(画像は上から見たときの配置です)
簡単にマネできるのでぜひ参考にしてみてください。フィルタ側を底辺として三角を作り、底辺側から水草の高い順番に植えれるように流木と石をセットする。
植える順番は、後ろの方から手間に向かって植えていくのが植えやすいとされています。
9.水草を植えていく
仕上げの段階です。
水を入れた後に水草を植えていきましょう。シペルス・ヘルフェリーは細くしなやかなタイプの水草なので、水中でゆらゆらと揺れることで水の流れをよく表現してくれます。
水の流れを見せたいときに使ってみてください。
ただ、深く植えすぎると枯れてしまうので、あまり深く植えすぎないように注意しましょう。
シペルス・ヘルフェリーは背の高い水草なので、水槽内のフィルターやモーターを隠すように植えるとよいです。
ウォーター・スプライトは中景から後景向きの水草です。
ウォーター・スプライトまで植え終えるとこんな感じになります。
この水草は植えてから2~3週間で真っ赤な色合いになる水草なので、緑が基調の水槽内でアクセントとして使います。
イメージとしては、緑:赤=7:3の割合でアルテルナンテラ・レインキーを使います。
必ず茎の部分を持つようにしましょう。
アルテルナンテラ・レインキーを植えるとこんな状態です。
色合いはこげ茶に近いので、他の水草に比べるとやや渋い色かもしれません。
ただ、こうした暗い色の葉っぱを混ぜることで水槽内でグラデーションが生まれ、明るい色の水草がより明るく見えるという効果が狙えます。
明るい水景をつくるときこそ、落ち着いた色合いの水草を入れるとよいでしょう。
これがクリプト・コリネを植え終えた状態です。
ロベリアカーディナリスは丸い葉っぱがキュートな水草です。
アクセントとして入れましょう。背が低いので一番手前に植えます。
丸い葉の水草は種類が限られているので、ロベリアカーディナリスは人気があります。
雑草っぽいかもしれませんが、可愛らしい見た目です。
左右の開いているスペースにまんべんなく植えるとよいでしょう。
10.完成
これで完成です。
あとは好みの熱帯魚を入れてあげれば、立派な水草水槽の出来上がりです。
簡単でなので、みなさんもぜひチャレンジしてみてください。
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:Youtube(始めての観賞魚飼育)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)
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