水槽レイアウトレシピ11|60㎝水槽で石組水草水槽をつくる
今回はMOTEchannel様の動画を参考にしながら、60㎝水槽で石と水草を使ったレイアウトをつくっていきます。水草の緑が全体的に広がる中で見える「石の質感」はシックで、とても落ち着いた雰囲気に仕上がります。
1.用意するもの(値段は目安です)
・ソイル … 3,000円
・石(深山石) … 3,000円前後(5~6個)
・石(溶岩石) … 3,000円前後(5~6個)
・水草 … 各800円前後
・石(深山石) … 3,000円前後(5~6個)
・石(溶岩石) … 3,000円前後(5~6個)
・水草 … 各800円前後
ブリクサショートリーフ
ジャイアント・アンブリア
ミクソリウム
グロッソスティグマ
ジャイアント・アンブリア
ミクソリウム
グロッソスティグマ
2.水槽設置
今回使う水槽は60センチ水槽です。まずはしっかりと洗います。
新品でもホコリなどが付着している場合もあるので、さっと水で流しておきましょう。
新品でもホコリなどが付着している場合もあるので、さっと水で流しておきましょう。
画像出典(以下同様):https://www.youtube.com/
設置場所にも注意が必要です。
水槽に水を入れると少なくとも60キロ以上、砂やアクセサリー類を含めると100キロ近くになります。
水槽に水を入れると少なくとも60キロ以上、砂やアクセサリー類を含めると100キロ近くになります。
ホームセンターなどで売ってるカラーボックスでは重さに耐えきれず、水槽を割ってしまうことにもなりかねません。しっかりとした水槽台を買うようにしてください。
3.ソイルを入れる
水槽が設置出来たら、次にソイルを入れます。
水草を育てたいなら、だいたい厚さ5センチはソイルが必要です。
10リットルのソイルをあらかじめ用意するようにしてください。
水草を育てたいなら、だいたい厚さ5センチはソイルが必要です。
10リットルのソイルをあらかじめ用意するようにしてください。
ソイルを入れたらヘラなどを使って平らにならします。
ソイルはこれからおこなう作業の土台なので、しっかりとした基礎を整えておきましょう。
ソイルはこれからおこなう作業の土台なので、しっかりとした基礎を整えておきましょう。
4.石を配置する
石組レイアウトでは石が主役です。
なので石選びはとても重要なことです。
なので石選びはとても重要なことです。
今回は深山石を使ったレイアウトになります。
濃い色が特徴的で高級感のある石です。
置き方にルールがあるわけではありませんが、大小サイズの違う石を使うとバランスがいいです。サイズにはっきりとした違いがあると、メリハリが生まれてレイアウト全体が引き締まって見えます。
5.水草を植える
石組が終わったら、今度は水草を植えていきます。
まず、向かって右側から植えてきます。
使うのはブリクサショートリーフとジャイアント・アンブリアです。
使うのはブリクサショートリーフとジャイアント・アンブリアです。
ブリクサはふさふさと茂るので、中景に使われることが多いです。
綺麗に育つと草むらのようになります。
綺麗に育つと草むらのようになります。
ジャイアント・アンブリアは葉が柔らかい水草です。
水中でゆらゆらと揺れる姿にとても癒されます。
水中でゆらゆらと揺れる姿にとても癒されます。
次にミクソリウムを植えていきます。
ただし今回は植えると言うよりは、石に巻き付けて「置いておく」感じになります。
ただし今回は植えると言うよりは、石に巻き付けて「置いておく」感じになります。
下準備として、手頃な石にミクソリウムをあて、糸で固定しておきます。
こんな感じで、単純にぐるぐると糸を巻き付けていきます。
このように固定できればOKです。
同様にして、同じものを4つ作ります。
あとは簡単。置くだけです。
向かって左側のスペースにバランスよく配置しましょう。
向かって左側のスペースにバランスよく配置しましょう。
最後に、前景草としてグロッソスティグマを植えます。
前側のスペースにまんべんなく植えていくとよいでしょう。
前側のスペースにまんべんなく植えていくとよいでしょう。
これで植栽は完了です。
全体を見ると分かると思いますが、結構まばらです。
全体を見ると分かると思いますが、結構まばらです。
でもこれくらい余裕のある植え方をしないと、水草が成長してきたときに管理が大変になります。なので、最初はスカスカで寂しいかもしれませんが、育つまで我慢してください。
6.注水
植え終わったら注水してきます。
植栽をまったく水のない状態で行ったのでずいぶん楽だったのではないでしょうか。
せっかく植えた水草が浮き上がってこないよう、時間をかけて水を入れていきましょう。
植栽をまったく水のない状態で行ったのでずいぶん楽だったのではないでしょうか。
せっかく植えた水草が浮き上がってこないよう、時間をかけて水を入れていきましょう。
動画ではここでろ過装置を設置していました。
画像で見えているのは外部フィルターの給水パイプと排水パイプです。
画像で見えているのは外部フィルターの給水パイプと排水パイプです。
水を入れていくと、水草の切れ端やソイルの中に混ざっていた木くずなどが浮いてくることがあります。その場合、そのままにしないでこの段階ですくっておきましょう。
水の量はこのくらいでちょうどいいですね。
かなり濁ってしまいましたがろ過装置を稼働させればすぐ透明になるので、ここで気にする必要はありません。
かなり濁ってしまいましたがろ過装置を稼働させればすぐ透明になるので、ここで気にする必要はありません。
7.バックスクリーンと照明を設置
後回しになっていたバックスクリーンを貼ります。
色は黒。黒を使うと水草の緑色が引き立ちます。
色は黒。黒を使うと水草の緑色が引き立ちます。
最後に照明をセットして終わりです。
完成
完成したレイアウトがこちら。
30分程ろ過装置を回した後なので、水が透き通っていますね。
30分程ろ過装置を回した後なので、水が透き通っていますね。
残念ながら立ち上げ直後は水質が安定しないので魚を入れることは出来ません。
1か月ほど様子を見て問題ないようなら、比較的環境変化に強い魚から順に入れていくことをおすすめします。
1か月ほど様子を見て問題ないようなら、比較的環境変化に強い魚から順に入れていくことをおすすめします。
動画
動画でわかりやすく解説されていますので是非こちらも御覧ください。
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