アフリカン・ランプアイの飼い方と繁殖について
アフリカン・ランプアイはアフリカ原産のメダカで特徴はやはり青く光る目が特徴的です。
この青く光る目と水草レイアウトは相性もとても良いものが多いです。
今回はこのアフリカン・ランプアイのご紹介を致します。
飼育環境
水温は23~27度が適温、水質は弱酸性から中性、餌は人工飼料、生餌などが良いです。
フレークタイプの浮きやすいタイプがおすすめです。アフリカンランプアイは水槽の上層にいることが多いとのことで相性がいいです。
水質の変化に神経質なところがあり導入時などには注意が必要です。なので、水合わせは点滴水合わせなどでしっかりと時間をかけてやった方がいいと思います。
水質の変化に敏感なので、大きめの水槽で飼育を始められるのがおすすめです。大きめの水槽の場合、水換えなどの時も急激な水質の変化を和らげてくれます。
水質の悪化に弱いので小まめな水換えや濾過が強い外部フィルターなどで飼育を始めるのがよいでしょう。
水換えは一週間に1-2回程度、水槽の1/4程度水換えを行うのがおすすめです。
さらに夏場の水温などにも注意が必要なのでファンやクーラーなどを設備してあげましょう。
繁殖させるには?
アフリカンランプアイは初心者の方でも管理をしっかりしてあげれば繁殖させることができます。
まず、アフリカンランプアイは単体で飼育をしましょう、他の魚などを一緒に入れていると卵を食べられてしまう可能性がありますので、なるべく単体で飼育したほうが繁殖の確率があがります。
次に卵は水草に産み付けられます、水草はウィローモスやマツモなどに産卵しますので水槽に入れておきましょう。
ウィローモスは活着系の水草なのですでに巻かれているウィローモスなどを買うと手間が少なく済むと思います、またはレイアウトをしたい方は巻かれていない状態のものを購入されるといいと思います。
マツモはメダカなどには必ずと言っていいほど入っている水草だと思います、成長は早いですし、アフリカのメダカとも相性はいいと思います。あとはアフリカンライプアイを10匹くらい水槽で飼育をしてあげればオスがメスを追い掛け回して繁殖してくれます。
そして水草などを観察していると1~1.5mmくらいの卵を確認したらすぐに水槽またはプラケースに飼育水を入れて親から離してあげましょう。アフリカン・ランプアイも卵を食べてしまう場合がありますので、見つけたらすぐに隔離しましょう。あと、水ですが賛否があると思いますが、カビ防止に水道水のカルキ抜きをしてない水をプラケース水槽に入れて卵を入れるという方法もありますので、飼育水と水道水と分けてみるのもいいと思います。
それと親個体は一度卵を産むと約10日程度おきに卵を産むので、見つけたらすぐに違う水槽やプラケースに移してあげましょう。
卵を移動させたあとは、卵と卵がくっついている場合があるのでそれは優しく1個ずつに分けてあげましょう。分けて上げないと1つにカビが発生するとくっついている他の卵にもカビが生えてきたりするので注意が必要です。
そして、産卵から約1週間~2週間程度で孵化するので、エアレーションをして小まめに水換えをしてあげましょう。スポンジフィルターなどを設置してあげるとおすすめです。
孵化したら、餌はブラインシュリンプを与えましょう。ただし与える量は十分に注意が必要です。アフリカンランプアイの稚魚は小さくて餌を与えすぎると水質が悪化してしまう場合があるので注意が必要です。
画像出典:https://blogs.yahoo.co.jp/
孵化して順調に成長してきたら点滴方法などで親個体の水槽の水を少しずつ加えてやると今後、親の水槽に戻すときに水質の変化が少なく移動ができます。
そして、約1cm程度になったら人工飼料など潰したものを与えて、慣らして行きましょう。
2cmを超えたら親個体としてまた繁殖が始まるので親の水槽に戻すか新しく水槽を立ち上げるのもいいかもしれません。
混泳させられる魚は?
繁殖もいいけど、他の魚と一緒に飼育もしてみたいという方に今回は混泳させられる子達をご紹介します。まず、アフリカンランプアイは温和な性質なのでサイズが同程度の魚であれば混泳は可能です。
カージナルテトラ
オトシンクルス
コリドラス
ミナミヌマエビ
ヤマトヌマエビ
混泳させるならこの子達が安定ですが、その他にも同サイズであまり喧嘩をしなような温和な性質の魚たちなら混泳可能です。
まとめ
少し難しい魚だと思いますが、しっかりと管理をしてあげれば初心者の方でも楽しめる魚です。
是非、飼育を初めてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。
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