水槽レイアウトレシピ02|小型キューブ水槽の立ち上げ
今回は水景哲学様の動画を参考にキューブ水槽の立ち上げの様子を紹介します。
小型の水槽をつくるときの参考にしてみてください。
1.用意するもの(値段は目安です)
・ADAキューブガーデン(水槽) … 6,000円
・水草一番サンド(動画ではシュリンプ一番サンドで代用) … 3,000円
・アマゾニア(サンド) … 3,000円
・バクター100(肥料) … 2,000円
・石(3個) … 1,000円
・水草 … 各800円前後
グロッソスティグマ
パールグラス
アヌビアスナナプチ
ルドヴィジア
ディディプリス・ディアンドラ
グリーンロタラ
ロタラインディカ
2.底床づくり
まず、一番最初にすることは「バクター100」を水槽の底に撒くことです。
「バクター100」は休眠状態の微生物を粉末状にしたもので、これをソイルを入れる前に撒いておくことで水槽内の環境が早く整うようにします。
「バクター100」は休眠状態の微生物を粉末状にしたもので、これをソイルを入れる前に撒いておくことで水槽内の環境が早く整うようにします。
画像出典(以下同様):https://www.youtube.com/
そのうえでソイルを入れていきます。
ここで、もし使い古しのソイル(他の水槽のソイル)があれば、先に敷いておきます。
ここで、もし使い古しのソイル(他の水槽のソイル)があれば、先に敷いておきます。
買ったばかりのソイルを入れる前に古いソイルを入れましょう。(古いソイルがなければこの手順は不要です)使い古しのソイルの中には微生物が住み着いています。
この微生物はソイル内で魚の出す老廃物を分解したりするのに役立ちます。すべて新しいソイルで始めてもよいのですが、古いソイルも混ぜて使うと水槽の立ち上がりが早いのでおすすめです。
この微生物はソイル内で魚の出す老廃物を分解したりするのに役立ちます。すべて新しいソイルで始めてもよいのですが、古いソイルも混ぜて使うと水槽の立ち上がりが早いのでおすすめです。
ソイルは入れたらならすのが普通です。
手でならしてもいいですし、道具を使ってもいいです。
手でならしてもいいですし、道具を使ってもいいです。
動画では「コケ取り用」の道具を代用しています。
これなら手にソイルがくっつかないので便利ですね。
また細かいところにも手が届くのでレイアウトにこだわりたいなら道具は必須と言えます。
ソイルをならし終わると全体はこんな感じになっています。
次に新しいソイルを重ねていきます。最終的には3層構造になる予定です。
順番に見ていきましょう。
使うのは水草一番サンドです。
動画ではシュリンプ一番サンドで代用していますが、水草一番サンドを使えば間違いありません。
古いソイルを敷いていなければ、これが一番最初に敷くソイルということになります。
同様にソイルをならしてください。
ならし終わるとこのような状態になっているはずです。
今度はアマゾニアを重ねていきます。注意してほしいのはここですべて使い切らないことです。
あとでこのアマゾニアを使う場面があるので、少し残しておいてください。
あとでこのアマゾニアを使う場面があるので、少し残しておいてください。
アマゾニアも入れ終わったらこれまでと同じようにならす作業を忘れずにおこなってください。
全体的に5センチ以上あれば水草の生育には十分だと思います。
3.石を入れる
石を入れていきます。今回は3つ使いました。
どのようにおくか、という構図は好みになります。
絶対的によいと言えるレイアウトは無いので、こればかりは色々試してみるほかないでしょう。動画では様々な構図を試してみた結果、このような状態に落ち着きました。
絶対的によいと言えるレイアウトは無いので、こればかりは色々試してみるほかないでしょう。動画では様々な構図を試してみた結果、このような状態に落ち着きました。
ここで、先ほど残しておいたソイルを使います。
何に使うのかというと、石の隙間にソイルを詰めていくのです。
こうすることでソイルの少ないところを補うことが出来るので全体的なバランスが整います。
こうすることでソイルの少ないところを補うことが出来るので全体的なバランスが整います。
手が届かないようなところには、ハケを使ってみるとよいかもしれません。
細かい部分にもソイルを行き渡らせることができます。
細かい部分にもソイルを行き渡らせることができます。
水草が生い茂るようになれば、こういった細かい部分は目立たなくなるのですが、最初のうちは目立つこともあるので気になるようであれば最初から丁寧に埋めておくのが良いでしょう。
4.水草を入れる
それでは水草を植えてきましょう。
まず霧吹きを使ってソイル全体を濡らしていきます。
ここでちゃんと濡らしておかないと、後で水を入れたときにソイルが舞い上がったり、浮き上がってきてしまいます。ソイルは十分濡らしておきましょう。
以下、ピンセットを使って植栽していきます。
グロッソスティグマとパールグラスは前側に。アヌビアスナナプチはちょうど中間くらいに。
ルドヴィジア、ディディプリス・ディアンドラ、グリーンロタラ、ロタラインディカは、後ろのほうに植えましょう。
ルドヴィジア、ディディプリス・ディアンドラ、グリーンロタラ、ロタラインディカは、後ろのほうに植えましょう。
どこに何を植えるかは自由です。
前に植えるべきものと後ろに植えるべきものを取り違わない限り、致命的なレイアウトになることはありません。植栽の完成形はこちらです。
前に植えるべきものと後ろに植えるべきものを取り違わない限り、致命的なレイアウトになることはありません。植栽の完成形はこちらです。
5.注水する
水槽内のレイアウトがひと通り終わったり、仕上げに水を入れていきます。
直接水を入れてしまうとソイルが舞って、白く濁ってしまうのでそうならないように注意しましょう。たとえば、石に水をかけるように注水すると濁りが抑えられます。その他にもビニールをひくのも有効的です。
直接水を入れてしまうとソイルが舞って、白く濁ってしまうのでそうならないように注意しましょう。たとえば、石に水をかけるように注水すると濁りが抑えられます。その他にもビニールをひくのも有効的です。
ある程度、水かさが増してきたらソイルが舞う心配がなくなるので、そのまま水を入れても大丈夫です。
水をいれるとこのような状態です。
あとはフィルターやヒーター、ライトなどをセットしましょう。
以上で、レイアウトの基本は完成です。
数週間はこの状態でフィルターをまわし様子を見ます。
特に変化が無ければ魚を入れられる状態になります。
数週間はこの状態でフィルターをまわし様子を見ます。
特に変化が無ければ魚を入れられる状態になります。
ソイルや水草を使うと油膜が水面に浮いてきます。
こまめに水替えをしましょう。1日に1カップくらいは必ず水替えをしましょう。
こまめに水替えをしましょう。1日に1カップくらいは必ず水替えをしましょう。
2週間ほどで、かなり水草は伸びます。
このくらいに水草が育てば、次は水草のボリュームを整えていきます。
6.トリミング〜再植栽
自分の好みに合わせてトリミングを行います。
トリミングした水草を鉛の板で巻きます。
鉛の板で巻かれた水草を再植栽していきます。
この時フィルター部分に一番背の高いものを植えて、前にくるにつれてなるべく背の低い水草を植えていきましょう。
完成
再植栽後、1週間でこのようになります。
このような手順で行えば、おしゃれな小型キューブ水槽が出来てしまいます。
簡単なので、みなさんもぜひチャレンジしてみてください。
動画
動画でわかりやすく解説されていますので是非こちらも御覧ください。
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:Youtube(水景哲学)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)
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