2017 05/13
レイアウト

水槽レイアウトレシピ09|超小型水槽で水草水槽をつくる

 今回はSean Williams様の動画を参考にしながら超小型水槽で水草水槽をつくっていきます。
使う水槽は30センチ以下(12L前後)の超小型水槽です。水槽のサイズは小さいですが要領は他の水草水槽と同じです。

1.用意するもの(値段は目安です)

ソイル … 3,000円
流木(水草付き) … 2,000円
水草 … 各800円前後
グロッソスティグマ
クリプトコリネ
※水槽・フィルターは含みません

2.ソイルを入れる

 ソイルを入れる前にバックスクリーンを貼っておきます。
色は黒がおすすめですね。背景が黒だと水草の緑がよく映えるので、水草水槽にぴったりです。
ちなみに動画では直接水槽のガラス面にペイントしてますね。
ただ、特にこだわりが無ければ市販のバックスクリーンを買ってきて水槽の後ろ側に貼りつけるだけでいいと思います。
画像出典(以下同様):https://www.youtube.com/ 
では早速ソイルを入れていきましょう。最初に敷くソイルは目が粗いものがいいです。
例えば、赤玉土や鹿沼土などですね。これらの土自体に栄養はありませんが、通水性や保肥性に優れているのでよく下地材として使われています。
下地材を入れたらならしておいてください。
下地材を厚く敷く必要はありません。この程度で十分です。
ポイントは「下地材を壁面ギリギリまで入れない」ということ。必ずガラス面から少し離して入れましょう。ギリギリまで入れてしまうと完成した時に、明るい色の下地材が外から見えてしまうんですね。
これだとビジュアルがよろしくない。そんなわけで壁面から離して入れています。
さて今度は肥料を撒きましょう。
タブレットタイプ(固形)を使います。
およそ等間隔になるようにバラまきましょう。
次はソイルと肥料を交互に重ねていきます。
まずソイルを下地の上に敷きます。
その上に今度は肥料を撒きます。
さらにその上にソイルを敷きます。
平らにならすのも忘れずに。

3.注水しながら水草を入れる

 これでソイルの準備は整いました。
今度は水を入れていきます。
動画では、ソイルが舞わないようにガラス壁面にチューブを這わせて注水しています。
少し水を入れたら、一旦ここで注水をストップしてください。
水草を植えるからです。
全部水を入れてからだと植えにくいのでこの段階で植えてしまうんですね。
今回使う水草はグロッソスティグマです。
ピンセットを使って、1株1株丁寧に植えていきましょう。
細かい作業なので少し面倒ですが、ここで手を抜くと全体の仕上がりに関わります。
ちゃんとやりましょう。
グロッソの植え方は、成長したあとのことも考えて少し「スカスカ」ぎみに植えるのがコツです。
さて中央部分には流木を置きましょう。流木には、すでにアヌビアスナナが巻き付けてあります。
流木とソイルの間にはクリプトコリネを植えます。
偏りが無いように流木の横にもクリプトをまんべんなく植えましょう。
全体的に水草が育ってきたときバランスが良くなります。
水草を植え終わったら、注水を再開します。
植えたばかりの水草は特に抜けやすいので細心の注意を払って水を入れて下さい。
このくらい水を入れれば完了です。

完成

 あとはフィルターや照明などをセットして完成です。
お疲れ様でした。
今回使った水槽は30センチ以下の、非常に小さな水槽です。
しかし、きちんとやればこんなに立派な水草水槽が出来るんですね。
ちなみに1か月以上経った状態がこちらです。
グロッソスティグマの根も張り、底面の緑が広がっています。
他の水草の成長も順調なようです。綺麗に立ち上がってますね。
ぜひチャレンジしてみてください。

動画

動画でわかりやすく解説されていますので是非こちらも御覧ください。
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:Youtube(Sean Williams)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

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