2017 03/22
熱帯魚・エビ

アロワナの飼育で気を付けたいポイント

アロワナの魅力は、何と言ってもあの存在感です。
水槽の中で1匹だけ優雅に泳ぐ姿にはロマンがあります。

今回はアロワナを初めて飼う人、また飼おうか検討している人のために確認すべきポイントや注意点を紹介します。

アロワナを飼育するための水槽

アロワナの種類にもよりますが、おおむね150センチ以上の水槽を用意したほうがいいです。

1つ下の規格である120センチ水槽でも飼うことは出来ますが、アロワナが想定以上に成長してしまったことを考えてやはり150センチは欲しいところです。

もっともイメージしやすいアロワナの種類と言えば、シルバーアロワナです。
このシルバーアロワナの場合はだいたい100センチ程度に成長すると言われていますから、120センチ水槽だと相当狭い印象です。

 

画像出典:http://arowanashiiku.com/
その他、アジアアロワナなどは60センチ程度です。
この場合は120センチ水槽でも十分買えるでしょう。

asian arowana

 注意しなければならないのは水槽の重さです。
120センチ水槽以上になると全部で200キロはゆうに超えます。
水槽の形が歪むと水槽が割れて大惨事に成りかねません。
水槽台はきちんとしたものを用意しましょう。

アロワナの餌

Giant Mealworms

アロワナの難しいところと言えば、餌です。

なぜか。それはアロワナがかなりの美食家だからです。実はアロワナは好き嫌いが激しいのです。
普通、アロワナの餌と言えば生餌です。主にワーム(ミルワーム)やコオロギ、金魚を使います。
しかし、生餌は餌が生きているだけに管理が難しい。
そこで人工飼料を与えるわけですが、まったく食べないと言うこともあります。
アロワナが喜ぶからと言って、限られた種類の餌だけを与えていると、当然栄養が偏ります。
これは直接アロワナの育成に影響し、体色の変化やヒレなどの形状変化の原因になります。
重要なのは、バランスです。生餌も人工飼料もまんべんなく混ぜ、例えば1日に複数回与えるなどして、徐々に慣れさせていくことが大切と言えるでしょう。

飼育環境|水温は28度&Phは7.0

画像出典:http://50357215.at.webry.info/

水温は28度程度に設定しましょう。
Phは7.0前後の中性を保つとよいです。
急な水質変化は禁物です。これはどの魚にも言えることですが、急激な水質の変化は魚にストレスを与えます。
ベストなのは毎日少しずつ水を替えることです。決して一度に大部分の水を替えてはいけません。
特にアロワナの場合、生餌を与えることもあるかと思います。
水が特に汚れやすくなっているので給餌のたびに、アロワナが残した餌を取り除くなどこまめなメンテナンスを心がけましょう。

アロワナ水槽で混泳できる魚

アロワナだけでも十分すぎるほどですが、水槽に余裕があればアロワナ以外の魚と混泳させてみたいもの。水質の好み、性格の温和さなどはいう間でもなくアロワナと相性が良い必要があります。

そして重要なのはサイズです。

アロワナよりも小さい魚は、混泳ではなく生餌となります。
簡単に食べられてしまうので十分な大きさの魚を選びましょう。

Catfish

たとえば、プレコです。
プレコは30センチほどの大きさになるので食べられることはまず無いでしょう。
また、プレコなら水槽内のコケ取りもしてくれるので一石二鳥です。

Oscar Fish

またシクリッド科のオスカーなどもアロワナとの混泳に向いています。
アロワナとの混泳でよく見かけるのですが、これはオスカーが安価なためです。
ただし、オスカーはプレコより少し大きく40センチほどまで成長するのが一般的なので、生体の飼いすぎによる過密水槽には注意してください。

アロワナ捕食動画

 

※本記事内のflickr画像につきましては、flickrの埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:http://arowanashiiku.com/
参照・画像出典:http://www9.plala.or.jp/
参照・画像出典:Youtube(Aquarium OUSUKE)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

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