水草のみでアクアリウム。「水草水槽」の作り方とレイアウト
アクアリウムをしたいけど、魚を飼うのはちょっと難易度が…という人も多いのではないでしょうか。実は水草だけでアクアリウムを楽しんでいる人はたくさんいます。
今回は水草水槽に必要なものと、水草のみでどんなレイアウトなどができるのかという例をまとめてみました。
水草を育てるのに必要なもの
設備によって水草水槽の成功率は大きく左右されると言われています。ここでは水草だけでアクアリウムをするために、具体的にどんな設備などが必要かを見てみましょう。
・水槽は60cm
初心者の場合、水槽は「60cm水槽」にしましょう。このサイズ(幅60cm・奥行き30cm・高さ36cm)の水槽は価格もお手頃でサイズ的にも大きすぎずアクアリウムを始めるには最適です。小さすぎると水質管理が難しいですが、初心者には大きすぎても管理が行き届かないので、まずはこの60m水槽にしましょう。
・水槽内に入れる底砂
バクテリアが住むために重要な底砂。水草水槽では、水草への栄養供給としても欠かせませんので、ソイルが良いでしょう。
・ろ過フィルター
画像出典:http://tropicalfish-c.com/
水をきれいに保つために必要なのがこのろ過フィルターです。水草を育てる上で欠かせない設備です。
サイト内にある下記記事も参考までに。
アクアリウムは水づくり|水草水槽では水草が好む水質にしよう
水草水槽に欠かせない!タイプ別ろ過フィルターの特徴
・温度管理のヒーター
水草にも適温があります。種類によりますが、一般的に育てる水草は熱帯地域のものなので25℃程度の温度が必要となります。そのためヒーターが必要です。
サイト内にある下記記事も参考までに。
・水草
ざっと上記のものが必要となります。もちろん「水草」も必要ですのでお忘れなく。種類によって育てやすさが違いますので、初心者の場合は育てやすいものから始めましょう。
サイト内にある下記記事も参考までに。
水草が枯れた……。|そんなときは水草水槽に必要な4つの要素を再確認しよう!
水草を楽しむネイチャーアクアリウム
さて、水草でアクアリウムに必要なものがわかったところで、実際に水草水槽でどんなアクアリウムができるのかを見てみましょう。
まずはネイチャーアクアリウムです。ネイチャーアクアリウムとは、水槽の中で自然の生態系を再現すること。水草そのものでなく、水の景色を楽しむことが主な目的です。
画像出典:https://sumally.com/
画像出典:http://www.an-aquarium.com/
若干、魚が泳いでたりしますが、魚がいないものを想像してください。小さい水槽でも育てられるようになればインテリアとしても見栄えがいいですね。
水草を楽しむダッチアクアリウム
画像出典:http://akashids.blog23.fc2.com/
こちらのダッチアクアリウムは「オランダ発祥」のアクアリウムです。ネイチャーアクアリウムと違い、水草そのものを楽しむことが目的となります。
基本的に流木、石は使わずに水草のみでレイアウトが主流のようです。水草だけなので、背の低い水草がよく見えるように底床を奥に行くにつれて段々と高くしていくのもダッチアクアリウムの特徴と言われています。
まとめ
水草だけでもアクアリウムは十分に楽しめます。必要な設備も手に入らないものではありません。レイアウトもこだわりをとことん追求できますので、魚を飼育せずに水草のみでアクアリウムをしたい人はぜひチャレンジしてみてください。
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:水草水槽.com
参照・画像出典: AquaTurtlium
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)
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