熱帯魚飼育には何が必要?
熱帯魚を飼育してみたいと思っている皆さんの中には、どのような道具が必要かよくわからない方もいることと思います。そこで以下では、熱帯魚飼育に必要な道具を紹介します。
1.水槽
水槽には大きく分けて、ふち付き水槽とオールガラス水槽があります。それぞれ長所と短所があります。
ふち付き水槽は、オールガラス水槽よりも強度が高く、安価なのが魅力です。ただ、インテリア性という点ではオールガラス水槽に劣ります。
画像出典:http://www.shopping-charm.jp
オールガラス水槽は、ふちがないために全体にすっきりしていて、インテリア性に優れています。しかし、ふち付き水槽より強度が低く、ちょっとぶつけただけで割れてしまいますので、取り扱いには細心の注意を払いましょう。
画像出典:http://www.shopping-charm.jp
水槽のサイズは大小いろいろありますが、初めての方に一番よいのは、幅60cm×奥行30cm×高さ36cmの水槽です。最初は大きく思えるかもしれませんが、周辺機材が一番揃っていますので、このサイズを強くお薦めします。
2.水槽台
水槽のセッティングに欠かせないのが水槽台です。水を張った水槽は想像以上に重く、一般的な60cm水槽だと60kgにもなります。ですので、必ず専用のものを使用しましょう。
画像出典:http://www.shopping-charm.jp
3.ヒーター
熱帯魚飼育では、水温を25~28℃に保つ必要があります。そこで必要になってくるのがヒーターです。水槽の大きさによって必要なワット数は異なります。一般的な60cm水槽だと150Wのものがよいでしょう。
画像出典:http://www.shopping-charm.jp
4.フィルター
フィルターの役割は、水をきれいに保つことです。様々なタイプのものがありますが、代表的なのは上部式フィルターと外部式フィルターです。
上部式フィルターは、安価な割には濾過能力がとても高く、メンテナンスも楽です。魚の飼育を第一に考えている方は、上部式フィルターを選ぶとよいでしょう。
画像出典:http://www.shopping-charm.jp
外部式フィルターは比較的高価ですが、気密性が高く、水槽内に入るパーツが少ないのが特徴です。水槽内のレイアウトに凝りたい方や水草の育成も楽しみたい方は、外部フィルターを選びましょう。
画像出典:http://www.shopping-charm.jp
5.照明
熱帯魚を観賞するには、照明はあった方がよいです。最近ではLED照明が主流です。魚のみを飼育する方は、どのような照明を選んでもかまいません。水草を育てたい方は、水草育成用とあるものか、光が強いものを選びましょう。
画像出典:http://www.shopping-charm.jp
6.低床
水槽の底に敷く低床には、大きく分けて砂系とソイル系があります。魚の飼育をメインに考えている方は砂系、水草育成に力を入れたい方はソイル系がよいでしょう。なお大型魚を飼育する場合、低床を敷かない方がメンテナンスは楽です。
画像出典:http://www.shopping-charm.jp
7.その他
その他必要なものとしては、魚の餌、水換え用のホース、水温計などがあります。水草育成をしたい方は、トリミングばさみやピンセットがあると便利でしょう。
まとめ
熱帯魚飼育に必要なものは以上です。道具には、安価なものから高価なものまで、いろいろありますので、皆さんの予算に合わせて、必要なものを揃えましょう。そして素敵なアクアリウムライフを楽しんでください。
最新情報をお届けします