2016 12/12
熱帯魚・エビ

群泳するときれい!外国産グッピーを飼う時に気をつけたいポイント

アクアリウム初心者がすすめられる魚として真っ先にあげられるグッピー。ペットショップに行って、国産グッピーと外国産グッピーの違いがあることに気づかれた方もいるのではないでしょうか?そこで、今回は外国産グッピーに焦点を当てて、外国産グッピーを飼う時に気をつけたいポイントをお伝えします

外国産グッピーは国産のグッピーより飼育が難しい?

GUPPY
外国産グッピーでググって見ると、外国産グッピーは国産グッピーよりも飼うのが難しいので、アクアリウム初心者は止めた方がいいという記事を多く見かけるのではないでしょうか?確かにそれは一理ある意見ですが、外国産グッピーの方が群泳に向いていて、群泳させたら最高にきれいなんて意見もあります。本当はどうなのでしょうか?

 

外国産グッピーの方が国産グッピーより飼うのが難しい理由

外国産グッピーの方が国産グッピーよりも飼うのが難しい理由は、主に2つあげられると思います。1つは病気の生体が多いこと。外国の不衛生な水で育ち、長距離の輸送でストレスがかかり、病気を発症してしまうことが多いのです。もう1つの理由は、日本の水にあっていないという点です。水に硬さや性質があることはすでに知られていますが、魚はこうした水の違いに敏感なので、外国産グッピーの方が国産グッピーよりも飼いにくいのです。

外国産グッピーは群泳に向いている

Poecilia reticulata (Peters, 1859) Guppy
では、外国産グッピーを飼う利点はないのかというと、それはあります。国産のグッピーは、観賞用に品種改良され、ヒレの大きな生体が多く、群泳には向きません。一方、外国産のグッピーはヒレが小さいので、群泳しても大丈夫です。

外国産グッピーの購入の際に気をつけたい点

http://tukutyan.doorblog.jp/archives/1850519.html

画像出典:http://tukutyan.doorblog.jp

そこで、気をつけたいのは購入の際に、どんな生体を選ぶかという点です。なるべくなら、輸入されたばかりのものではなく、すでに日本の水になれ、かつ病気が出てない元気な生体を選びたいです。

まずは、ペットショップ自体の管理、そして外国産グッピーが入っている水槽をチェックしたいです。その時点で、死んだ魚が長時間放置されているようなお店なら、そのお店自体での購入は止めた方がいいです。

外国産グッピーが入っている水槽に死んだ魚や病気の生体がいないことを確認したら、生体そのものをチェックしましょう。一番いいのは、日本で輸入された後に生まれた外国産グッピーです。グッピーは容易に繁殖するので、ペットショップに来てから繁殖が行われて、生まれた生体もまれにいます。そうした生体を手に入れるのが理想です。

それができなくても、日本に来てから、最低でも2週間は経っている生体を選びたいです。ある程度水になれ、そして病気を発症していないということは丈夫な生体である可能性が高いからです。

外国産グッピーを飼育の再に気をつけたい点

 

画像出典:http://www.rva.jp/

飼育の際に気をつけたい点は、やはり病気予防です。特に、すでに立ち上げた水槽に新たな外国産グッピーの生体を追加する際は要注意で、新たな生体を入れる前に、その生体を、塩浴や薬浴でトリートメントすることをおすすめします。

万が一、病気の外国産グッピーの生体を郡泳水槽に入れてしまった場合は、壊滅的な被害が出ます。塩浴や薬浴は必ず行いたいです。そして、新たな生体を導入後に病気の生体を発見したら、すぐに隔離し、病気の生体は塩浴や薬浴でトリートメントしましょう。

まとめ

外国産グッピーは国産のグッピーよりもヒレが小さく、群泳に向いています。購入の際に健康な生体を選び、導入前にしっかりトリートメントすれば、外国産グッピーも国産のグッピーも飼い方に大きな違いはありません。注意点を守って外国産グッピーの飼育に挑戦してみましょう。

繁殖した水槽の末路動画

 

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:Youtube(chasaji)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

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