2016 12/16
レイアウト

サンゴ水槽のレイアウト|3つのポイント

サンゴを水槽に配置するにあたって大切なポイントが3つほどあります。
順番に紹介していくので、これらを踏まえたレイアウトにしてみてください。

1.サンゴを入れ過ぎず、隙間をつくる

8853b1a1画像出典:http://blog.livedoor.jp/

サンゴは水流を必要としています。
なぜならサンゴは水流に乗ってきた養分を摂取したり、表面の汚れを流したりしているからです。なので、サンゴ水槽には水流が不可欠となります。

たしかにサンゴはきれいなのでたくさん入れたくなる気持ちはわかりますが、やはり入れすぎは禁物です。サンゴを入れすぎると水槽の中を水が循環せず淀んでしまいます。

サンゴはあまり入れすぎずむしろ少し隙間ができるくらいがベストです。
サンゴを配置するときは「水が流れるか」を注意しながらレイアウトしましょう。

また、サンゴを入れすぎないことは、水流を妨げないようにするだけでなく魚の隠れ家をつくることにもなります。魚の中には他の個体に追いかけられて弱ってしまう個体もいますから、サンゴの間に隙間をつくることでそれがシェルターとなり、魚のストレスの軽減に役立ちます。

2.「高さ」の配置でダイナミックさを演出

dsc_0156画像出典:http://www.waternet.co.jp/

実際に海にあるサンゴ礁はとてもデコボコしています。
なので水槽でもそのデコボコ感を表現できると、より美しいレイアウトに近づけることが出来ます。

簡単にデコボコを表現するなら「高さ」を意識したレイアウトを考えてみましょう。

たとえば、中央部分は思い切って何も置かず、両側に集中してサンゴを配置します。水槽の高さが活かせるようにライブロックも合わせて活用するといいでしょう。

そうするとサンゴのボリューム感も出ますし、何もない中央部分との対比でメリハリがつくのでデコボコとした海中を表現できます。

また、あえて真ん中を空けて配置するのは、もちろんメリハリをつける意味もありますが魚が泳ぐスペースをつくるという意味もあります。

魚よりサンゴがメインなら

640b7549画像出典:http://blog.livedoor.jp/

もし、水槽に魚を入れず、純粋にサンゴを楽しむ目的なら「ひな壇型」のレイアウトをおすすめします。

「ひな壇型」はたくさんサンゴを置くことが出来ます。
水槽の前面からすべてのサンゴを見渡せるので鑑賞性は上がると思います。

ただし、それと引き換えに魚が泳ぐスペースが制限されてしまいますので、魚を飼っている場合は不向きのレイアウトです。

また「ひな壇型」は奥行きが出せない配置になります。そのため単調な景観になりやすく、飽きがきてしまうレイアウトとも言えます。

ひな壇型は、手入れがしやすいのでサンゴがメインの場合に向いているレイアウトです。

3.同種のサンゴはまとめて配置

mg_0004-2015-02-14-17-07-55画像出典:http://thebluetank.aqism.com

サンゴは毒を持っています。
なので、他のサンゴを傷つけないよう出来る限り同種のサンゴはまとめて配置するようにしましょう。
異なる種類のサンゴが隣り合っていると互いに攻撃し合うことがあります。そうなるとせっかく入手したサンゴがダメになってしまいます。
彩りも大切ですがサンゴの相性を踏まえた組み合わせでレイアウトするようにしてください。

「1」で述べたように、両側に異なるサンゴをまとめてレイアウトすると見栄えもいいですし、毒の問題も解決できるのでおすすめです。

まとめ

サンゴも生き物です。成長すると大きくなります。少し余裕のあるレイアウトが必要と言えるでしょう。すこし大げさかもしれませんが「木」を植えるイメージです。
「将来大きくなっても大丈夫」という視点でサンゴを入手しましょう。素敵なサンゴ礁ができるといいですね♪
(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:http://blog.livedoor.jp
参照・画像出典:http://www.waternet.co.jp
参照・画像出典:http://blog.livedoor.jp
参照・画像出典:http://thebluetank.aqism.com
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

新着記事

スポンサードリンク

バナー掲載募集
バナー掲載募集

スポンサードリンク