2017 03/22
熱帯魚・エビ

コリドラスの飼育法|初心者が注意すべきこと

コリドラスはナマズの仲間です。

水槽の底を這うように泳ぐ姿がとても愛らしく人気があります。
またコリドラスは他の魚が食べ残した餌の残りを底のほうで探して食べることから、水槽の掃除屋とも呼ばれています。

今回はそんなコリドラスの飼い方を紹介します。

底砂は出来るだけ細かいものを

Co.metae01

コリドラスは底砂の中から餌を見つけ出し、食べています。
したがって餌を探しやすい砂がコリドラスを飼う上で必要ということになるでしょう。

口元で砂の中を探すことを考えると、やはりコリドラスがいる水槽ではできるだけ細かい底砂を使うのがベストと言えます。

細かいからと言ってソイルを使うことはあまりおすすめできません。
なぜならコリドラスがソイルの中をかき回すことでソイルをより細かく砕いてしまい、目詰まりする恐れがあるからです。
これは水質を維持するうえでよくありません。できれば砂系の底砂を選びましょう。
粒が大きい砂や砂利は避けるようにしてください。コリドラスはその隙間に入った餌を見つけ出すことができません。
また、鋭角のある砂やレイアウトアクセサリーも取り除きましょう。
コリドラスの体表や口を傷つけてしまう恐れがあります。

水槽のサイズとコリドラスの数の関係

Corydoras

コリドラスは一般的に5~6センチ前後の大きさになります。水量を踏まえて考えると適切な生体の数は以下の通りとなります。

30cm 5~6匹
45cm 15匹前後
60cm 30匹前後

水温と水質

コリドラスにとって最適な水温は22度前後です。

前後2度程度なら適応できるので、他の熱帯魚との混泳も幅広く対応可能です。

水質は弱酸性を好みます。Phは6.5前後を維持するようにします。

ちなみに水槽内に流木を入れるとPhを弱酸性に傾けてくれる効果があります。
試してみてください。

 

エサが不足しないように

Corydoras eating

コリドラスが水槽の掃除屋として飼われている場合、コリドラスに餌を与えるという機会はあまり意識しないかと思います。

しかし、中層や上層にいる生体が餌を全て食べてしまうとコリドラスは餌にありつけません。
餌を食べないとなると当然、コリドラスは痩せます。最悪の場合は餓死してしまいます。
なので、常にコリドラスの様子を観察しながら適宜、餌を追加するようにしましょう。

コリドラス用の餌としては「タブレットタイプ」のものがいいでしょう。必ず底に沈むように作られているので、低層を泳ぐコリドラスに確実に届きます。

混泳

GUPPY「グッピー」

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「ネオンテトラ」

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「ハチェット」

コリドラスは温和な性格なので、基本的にどんな魚との混泳も可能です。

ただし、体長差が大きいとコリドラスが攻撃を受ける恐れがあります。
混泳させる場合は、できるだけ魚のサイズをコリドラスに合わせるようにしましょう。

おすすめは「グッピー」や「ネオンテトラ」や「ハチェット」などです。
どの魚も性格がおとなしく、サイズもコリドラスと同程度なので安心して混泳を楽しめるでしょう。

まとめ

Sterba's Corydoras

コリドラスはおひげがキュートな魚です。

上に上げたポイントに注意しながら、ぜひ飼ってみてください。

※本記事内のflickr画像につきましては、flickrの埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:http://plecoshiiku.com/
参照・画像出典:http://お魚飼育.com/
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

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