2017 05/30
その他

金魚すくいでたくさん金魚を捕まえるコツ

すぐに紙が破れてしまうあなたへ

夏祭りの定番とも言っていい金魚すくい。家族や恋人とチャレンジしたことのある人も多いのではないでしょうか。たくさんすくって元を取ってやろうと息巻いたのは良いものの、いきなり紙が破れてしまい、結局一匹ももらえなかった苦い経験をした人も多いはず。

もしかしたら金魚すくいの紙がもともと傷がついていたのでしょうか。そんなことはありません。実は金魚すくいにはコツがあるんです。ちゃんとコツをつかんで慣れていけば人によっては40匹以上の金魚をすくえる場合もあります。今回はそんな金魚すくいの攻略法を紹介します。

なぜ金魚すくいの紙は破れやすいのか

scooping goldfish
そもそもなぜあんなに金魚すくいのの紙は破れてしまうのでしょうか。

最も大きな理由としては紙の強度が非常に弱いと言う事です。金魚すくい用のポイに使われる紙は和紙と同程度の薄さでできており、水につけるとすぐにふやけてしまいます。その状態で水の力が加わると簡単に穴が開き、使い物にならなくなってしまうのです。
金魚すくい
また、出目金やリュウキンなど比較的大きな金魚を狙うと、その金魚の体重で紙が破れてしまいます。たくさんの金魚をすくいたい場合はこれらの品種は避けて小赤を狙った方が無難です。

紙を長持ちさせるテクニック

つまり金魚すくいを攻略するには紙を出来るだけ長持ちさせる必要があるのです。そこで長持ちさせるためのテクニックをいくつか紹介します。

・ポイの表面を使う

画像出典:Amazon

金魚すくいのポイには裏と表があると言う事をご存知でしたか?裏面は水がたまりやすい構造になっているため、水圧を受けやすく紙がすぐに破れてしまいます。紙が貼ってある表面なら水をためないのでそちらを使いましょう。

・全部水に浸さない
金魚すくい (Digital)
金魚をすくうときに紙を全部水に入れてしまうのはいけません。端っこだけを水に付けて金魚を掬うようにしましょう。端っこが破れたらその反対側の端っこですくうようにすると比較的長持ちします。

・水面に対して斜めの方向にポイを入れる

ポイを水に入れる時には水面に対して斜め方向にポイを入れましょう。こうすることに水の抵抗がかかりにくいです。

・水中では大きく動かさない

先の段落でも説明しましたが、金魚すくいの紙は非常に弱い素材ですので水中で大きく動かさないでください。水圧ですぐに破れてしまいます。また、水につける時間は出来るだけ短くすることも長持ちさせるためのポイントです。

・頭からすくう

金魚をすくうときは頭からすくいましょう。尻尾からすくうと金魚が激しく跳ねることによって紙が破れてしまいます。紙の上に金魚を完全に乗せなくても問題ありません。

・上層を泳いでいる金魚を狙う

下の方を泳いでいる金魚だと紙を水に全部つけてしまう必要があるため、上層を泳いでいる金魚を狙うようにしてください。

・水槽の端にいる金魚を狙う
金魚すくい / Goldfish Scooping
水槽のど真ん中にお目当ての金魚がいるからといってすぐにポイを入れるのはご法度。すぐに逃げられてしまいます。出来るだけ逃げ道の少ない、水槽の端にいる金魚を狙う方がポイを水につける回数も減ります。どうしてもお目当ての金魚が欲しい場合は端っこに来るまでじっと待ってください。

これらのポイントを意識すれば、一匹もすくえなかったということはほとんどなくなります。また、ある程度慣れてきたら、コイの幼魚や出目金など比較的高級な魚もゲットできるので試してみましょう。

持ち帰ったときに気をつけたいこと

金魚すくい

たくさん金魚をすくうことができた!早速持ち帰って水槽にいれよう!という気持ちは分かりますが、ちょっと待ってください。

金魚の立場に立ってみると、養殖池からお祭り会場まで移動し、そこで人間から追い回されて捕まった状態なのです。高ストレスの環境に置かれることで金魚の体力はかなり消耗しています。

そこに来てまた新しい環境にいきなり移すとさらに体調は悪化し、最悪の場合翌日には死んでしまったなんてことにもなりかねません。

自宅に付いたらまずは塩やお薬を使って金魚の身体をケアし、水槽に移すときも温度合わせや水合わせをきっちりと行ってあげましょう。

詳しくは当サイトのこの記事に、お祭りで持ち帰った金魚を長持ちさせるためのポイントを紹介していますのでこちらも参考にしてください。

金魚すくい大会に出てみよう!

画像出典:全国金魚すくい選手権大会

金魚すくいがとても得意で一回で数十匹以上とれるという方はぜひ金魚すくい大会に出てみましょう。金魚の養殖で有名な奈良県大和郡山市では町おこしの一環として毎年8月に金魚すくいの大会を開催しています。ちなみに平成28年の優勝者はなんと3分間で36匹もの金魚をすくっています。

大人の部だけでなく、小学生の部や団体戦などもありますので家族旅行の思い出に行ってみるのもいいですね。

目指せ!新記録!

金魚すくい
これらのポイントを押さえれば新記録も夢ではないような気がしますよね。次に新記録を打ち立てるのはもしかしたらこの記事を読んでいるあなたかもしれません。是非たくさん金魚をすくって新記録を目指してみましょう。

最後に、持ち帰った金魚は大切な命ですのでしっかり最後まで責任を持って飼育してくださいね。

動画

天才小学生の金魚すくいの動画です。参考にしてみてください。

 

※本記事内のflickr画像につきましては、flickrの埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

(※↓詳しくはコチラへ)
参考・画像出典:全国金魚すくい選手権大会
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

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