どうする？出張・旅行時の熱帯魚餌やり方法

アクアリウム出張旅行留守

旅行は行きたし、ペットは恋しい

会社勤めのアクアリストの皆さんの悩みと言えば長期出張の際の魚の管理ではないでしょうか。犬や猫ならペットホテルという手段もありますが、魚だとそうはいきませんよね。

また、会社勤めでなくても友人との海外旅行や急病による入院など、長期間家を空けなければいけないケースというのは多々あります。

そんなとき気にかかるのは魚がお腹を減らしていないかということではないでしょうか。

そこで今回は旅行や出張などで長期間家を空けなければいけないときの餌やり方法について紹介します。

餌をやらないで何日もつのか？

まず多くのアクアリストの方が疑問に思われるのはここではないでしょうか。結論から言うと「魚の種類によりけり」ですがそれだと困りますよね。

そこで簡単な基準を紹介します。

・エビ

まずほとんど餌を上げなくていい魚（エビ）ですがミナミヌマエビやビーシュリンプなどが挙げられます。なぜなら水槽内に生えたコケを勝手に食べてくれるから。ある程度水草が生い茂りコケも潤沢にある環境の場合、ほとんど餌を上げなくても勝手に大きくなって勝手に繁殖してくれます。

・ドジョウ類

次に１週間くらい上げなくても大丈夫な魚ですが、ドジョウやコリドラスなど運動量が低いお掃除屋さんの魚。運動量が低いためそこまで餌を上げなくても死にません。また、底砂の微生物を食べることができるのである程度自分で餌を確保できるのもポイントではないでしょうか。

・グッピーや稚魚

最後にできるだけ餌を毎日挙げた方がいい魚ですが、グッピーなど運動量が多い魚と稚魚が挙げられます。特に稚魚は体が小さいため体内にエネルギーを蓄えておくことができず、餌を上げないと死んでしまう可能性が高くなります。グッピー繁殖をしていた方はわかると思いますが、大きくするためにブラインシュリンプを１日何回も挙げてましたよね。

このように餌を上げなくても大丈夫な期間というのは魚種によって大きく変わりますが、基本的な考え方としてエビ類はある程度放置でも大丈夫。運動量の少ない魚は一週間、運動量の多い魚と稚魚は毎日餌をあげないといけないと考えておいてください。

お留守番フードがコスパ抜群

とはいうもののいきなり会社の上司に一週間の長期出張を命令されたらどうしますか？

「すいません、グッピーの赤ちゃんが生まれたばっかりで…」

なんて言った日には首になっても文句は言えませんよね。とはいってもほったらかしにしていては大切な魚たちが心配で出張中も仕事に身が入らないでしょう。

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そんな時でも安心なのがお留守番フードと言われる商品です。

普通の人口餌だと長期間水に入れていると腐ってしまい水質悪化につながってしまいますがお留守番フードは水にゆっくりと溶けるため水質を汚す心配もありません。

商品によって違いますが、タブレットタイプのものだと一粒で大体３日から４日ほどは持ってくれます。

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また、人口餌が口に入らない稚魚の場合だと水にゆっくり溶けてエラから栄養分を吸収できるタイプのものもあるので安心ですね。

ただ、いくらお留守番フードが便利と言っても一週間以上家を空ける場合どうしたらいいのでしょう。

出張族のあなたには自動餌やり機

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そんな場合におすすめなのが自動餌やり機というアイテムです。これは決まった時間に決まった分量の餌をやってくれるアイテム。仕事がら出張が多く時には一か月以上の長期出張がある出張族の人にはおすすめです。

ただ、お留守番フードと違って値段が少し張りますので家を空けることが多い人のみ使用するようにしましょう。

照明はどうすればいい？

餌やりと同様アクアリストの頭を悩ませるのが照明の管理ではないでしょうか。水草の成長や魚のストレスのことを考えると照明のオンオフは気になりますよね。

まず、そこまでお金をかけない方法としては水槽を窓際など日光が当たるところに設置することです。そうすることでそこまで照明を使わなくとも、魚の生活リズムや水草の成長は保障されます。

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ただ、薄暗い場所などに水槽を設置してしまっている場合この方法は使えませんよね。そんなときにおすすめなのがプログラムタイマーというアイテムです。これは照明のオンオフだけでなく、CO2の添加タイミングなどもすべて自動化できるアイテムなので、長期間家を空けなければいけない人はもちろんのこと、照明のオンオフが面倒なアクアリストにもおすすめのアイテムです。

値段も少し張りますが、旅行や出張中の心配事を軽くできると考えれば安い買い物ではないでしょうか。