2017 06/05
レイアウト

Youtuberに学ぶ!ハイセンスな山岳風の湧き水レイアウトの作り方

どうせならハイセンスなレイアウトを作りたい

自分でアクアリウムを作ってみても熱帯魚店の展示や雑誌のような素晴らしい見た目にならないことって多いですよね?

今度こそはとお店で水槽や砂利を買ってみても、結局砂利を引いて水草と隠れ家用の土管を入れただけのさみしいレイアウトになってしまったという経験をした方も多いのではないでしょうか。(決して土管が地味と言っているわけではありません)

昔は雑誌などでレイアウトの方法を試行錯誤するしかなかったのですが、今はYoutubeという便利な動画共有サイトがあります。

今回はアクアリウム系のYoutuberとしても有名なさぼりchさんの「僕の考えた最強の水槽」シリーズから湧き水あふれるハイセンスな山岳風レイアウトの立ち上げ方法を紹介します。

必要なもの

・水槽

 

画像出典:http://www.adana.co.jp

まず水槽ですが、60cm水槽がレイアウトしやすいのでおすすめです。小さな水槽だとちょっとレイアウトが動くだけで大きくバランスが崩れてしまいます。

・石

画像出典:Amazon

石を用意するときの注意点ですが、原則として同じタイプの石を複数個用意しましょう。木炭化石なら木炭化石だけの方が統一感が出て仕上がりが美しくなります。

・底面フィルター

画像出典:Amazon

今回の動画では湧き水システムを底面フィルターで再現しています。湧き水システムは基本的に外部フィルターを使うのが定石とされていますがコストをかけたくない人は底面フィルターでも十分再現できます。

・洗濯ネット

底面フィルターを使う場合注意したいのがフィルターの目詰まり。砂利やソイルがフィルターの隙間に入ってしまえば濾過能力が大幅に低下してしまいます。

・ソイル

画像出典:Amazon

レイアウトをより品よく見せたいなら水草をいれたいと思う方も多いですよね。水草を元気に育てるためにもソイルを使いましょう。ちなみに今回の動画では岩との統一感を持たせるためにプラチナムソイルを使用しています。

・パウダーサンド

画像出典:Amazon

湧き水があふれるところはソイルではなくパウダーサンドを敷きましょう。見栄えも良くなりますし、ソイルだと撹拌されることで濁りが生じてしまいます。

作り方の手順

まず水槽内にこのようにフィルターをセットします。

 

画像出典(以下同様):さぼりch

底面フィルターの排水口にチューブをつなぎ、湧き水を出したい場所まで誘導させましょう。

ちなみにこの動画ではたくさんの魚を入れたいということで外部フィルターと水草を育てるためにCO2添加器も入れています。

湧き水が出る部分はこのようになっています。

 

エアストーンも別で入れることによって湧き水だけでなく泡も出てくるようになっています。ちなみにチューブはキスゴムで底面に固定してくださいね。

次に底面フィルターに砂利が詰まらないようにろ材を挟みます。

 

また、湧き水をすると、エアレーションや砂の振動でガラスに負担がかかるので下にアクリル板を入れて補強しましょう。さらに底面フィルターの目詰まりを防ぐため、パネル上部に洗濯ネットを敷いてください。

ここでようやく機材の設置がほぼ完了です。続いて底に敷く砂利を入れていくのですが、この動画では湧き水が出る部分はパウダーサンド、フィルターの上はソイルという形になります。

つまり、ソイルとパウダーサンドが混ざらないようにしなければいけません。そこでこのように仕切り板を作ってソイルの流出を防止します。

 

ちなみこの黒い砂利はソイルではなく、濾過機能を持った砂利です。こうすることで底面フィルターの濾過能力を格段に高めることができ、大量飼育でもコケや濁りが発生しにくいようになります。

 

つづいて水草を育てるために砂利の上にソイルを敷いていきましょう。ソイル流出防止のために細かい砂利で壁を作ってください。

ここまで来たらようやく石組みに入ります。

 

石組みのポイントですがぶっつけ本番で石を入れるのではなく、このように水槽の外で一度組んでみましょう。石一個一個に番号を振ってスマホで完成図を撮影しておくと後で水槽内に組む時に便利です。

水槽に入れるときは前側から順番に石を組んでいってください。

完成図はこのようになります。

 

あとはレイアウトを壊さないように注水しながら自分の好みに合った水草を植えていくだけです。

完成

生体や水草を入れた完成図はこのようになります。

前景草、後景草ともにバランスの取れた華やかな水槽ですね。

注意点

今回底面フィルターを使用しましたが一つ注意点があります。底面フィルターは他のフィルターとは違い一度セッティングしてしまえば水槽をリセットしない限りメンテナンスをすることができません。

濾過能力を確保するためにもパネルの下にろ材を入れる、定期的に水替えを行うという点は必須です。

実際にやってみよう!

このように一見複雑そうな山岳風レイアウトや湧き水システムの設置も簡単なアイデア一つで十分実現できます。また、今回は比較的安価な底面フィルターを使用していたことからもわかるようにそこまでコストをかける必要もありません。要は発想力勝負です。

動画

このほかにもさぼりchさんの動画には水槽の立ち上げ工程を紹介したものが多数あります。是非自分のアクアリウム作りの参考にしてくださいね。

制作工程をより詳しく知りたい方は以下の動画を参考にしてください。

 

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:Youtube(さぼりch)
(本記事は上記の報道や除法を参考に執筆しています)

 

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