2016 12/17
レイアウト

アクアリウム世界大会優勝作品|グランプリの水景の迫力

1年に1度開催されるアクアリウムの大会「世界水草レイアウトコンテスト」。2001年に始まったこのコンテストは今年で16回目になります。

今年2016年のコンテストでは68の国と地域から2,336作品の応募がありました。
その中でグランプリに輝いた作品がものすごい迫力だったので紹介します。

2016年グランプリ作品「神窟」

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画像出典:http://jp.iaplc.com

タイトルは「神窟」です。
この作品を制作したのは日本人の深田崇敬さんという方。

さてここで問題です。実物の大きさ、どのくらいだと思いますか?なんとこの水景、意外にも幅120㎝×奥行き60㎝×高さ55㎝に収まる世界なんです。

まるで巨大の絵画のような迫力ですが、実は奥行き60㎝しかない。すご過ぎますよね。

このような「自然を再現した水槽」のことを「ネイチャーアクアリウム」と言います。
魚や水草など目に見える生物と微生物やバクテリアなどの目に見えないものも含めて、一つのサイクルとして表現しています。小さくても一つの生態系なんですね。

制作者・深田氏について

pk2015091902100157_size0画像出典:http://www.chunichi.co.jp

深田さんはどんな方なのかというと、TAU(Tokyo Aquascape Union)という団体に所属している水景クリエーターの方です。

意外にも本格的に始めたのは10年ほど前。
2013年には金賞、2014年には銅賞を受賞し、そういった積み重ねのうえで2015年のグランプリ獲得に至りました。
今回2016年においてもグランプリを獲得したということで、二連覇の快挙となります。
前回のグランプリも12年ぶりの日本人の優勝でしたが、連続して制覇ということで技術の高さが証明された結果とも言えます。

ちなみに2015年グランプリの作品はこちら「憧憬」です。

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画像出典:http://jp.iaplc.com

圧巻ですね。息を飲みます。
この2015年に深田さんが優勝したときはアクアリウムの世界でも大変話題になり、「マツコの知らない世界」でも紹介されました。その際には、同じTAU所属の志藤範行さんが案内役を務めました。

まとめ

ちなみに、毎年コンテストが終わった後に「作品集」が発売されています。
コンテストに応募があった作品からおよそ2,000点を選んで収められています。

採点基準があって、過去の作品と似ていると高得点にはなりませんので毎年様々工夫を凝らした作品の応募があるんです。

作品集を見ながら個人で完璧な再現をすることはなかなか難しいかもしれませんが、毎年新しい水景が見られるので、構図やレイアウトで悩んだ時にヒントになるかもしれませんね。

(※↓詳しくはコチラへ)
参照・画像出典:http://jp.iaplc.com
参照・画像出典:http://www.chunichi.co.jp
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

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