2017 06/12
レイアウト

自室に箱庭を作ろう!爬虫類や両生類が育てれるビバリウムの作り方!

ビバリウムって何?

ビバリウムって知ってますか?アクアリストの方にはなじみが薄い言葉ですが、自然の水中の風景を再現するのがアクアリウムだとしたら、ビバリウムは陸上の風景を再現する水槽と言えます。

観葉植物やシダがうっそうと茂る小さなジャングル。一度は作ってみたいですよね。また、ビバリウムではトカゲや蛇などの爬虫類、クモやムカデなどの節足動物を飼育することができるので、魚だけでなくそれらの生体を飼育したい人にはおすすめといえます。

今回はYoutuberのさぼりchさんのこちらの動画を参考に、初心者向けビバリウムの立ち上げ工程について解説します。100均でも用意できるようなものばかりですので是非チャレンジしてみてください。

必要なもの

 

・土

出典(以下同様):https://www.youtube.com

一般的なアクアリウムとは異なり、何種類かの土を用意する必要があります。水はけを良くするために園芸用の底土、植物に栄養を与えるための土、生体用のマットの三種類はジャングルを再現するために必要と言えます。

・ヒーター

今回はニホントカゲの飼育ですのでヒーターは要りませんが、外国産の爬虫類を飼育する場合、冬を越すためにヒーターは必須です。

・ライト

観葉植物を育てるためにも明るいライトは必要です。

・石、流木

生体の隠れ家を作ってあげるために石や流木は必ず用意しましょう。どちらもアクアリウムショップなどで購入できます

・植物

100均によってはオフィスのデスクに置くための観葉植物が販売されています。サイズ的にビバリウムにぴったりですのでいくつか用意しましょう。

・クッション

レイアウト時に石で水槽を傷つけないように底面にクッションを引いてください。ろ過材のスポンジなどで代用できますが、荷物の梱包用緩衝材でも事足ります。

製作工程

まず、水槽の底面にクッションを敷きます。

つづいて石や流木を置いていきましょう。この時に設置する石は、地面に傾斜をつける目的で設置しています。

また、右側を流木で囲んで、その中に観葉植物を育てるスペースを作りましょう。

観葉植物を育てるスペースにはまず、水はけを良くするための底土、続いて園芸用の土を敷いていきます。

観葉植物を植えるときは、土を払い落として根っこだけにした方が植えやすいです。

次にレイアウトに沿ってクッションをカットし、形を整えます。

クッションのカットが終わったら続いて爬虫類用のマットを敷いていきます。これを敷くことによって、爬虫類の飼育に有用なバクテリアが繁殖されるため必ず敷いてください。

爬虫類マットを全体にならすように敷いていきます。アクアリウムの底砂と同じように前は低く、後ろは高く敷いていくことが立体感を出すためのポイントです。

次に流木やモスボールを設置していきましょう。これらは自分で作るのは少し難しいので、専門店やネットで購入した方が初心者には簡単でおすすめです。

ある程度設置し終わったら、霧吹きで地面を濡らします。こうすることによって、マットが固まり、流出しにくくなる他、植えた観葉植物も安定します。なお、観葉植物エリアには別個で水を上げましょう。

つづいて、レイアウトを整えていきます。トカゲを飼育するときのポイントとしては、高台を作って挙げた方がいいでしょう。

レイアウトが完成したら、隙間をマットで埋めていきます。魚と違い陸上生物は隙間に落ちると出てこれなくなることがあります。必ず行ってください。

その後、砂利で遠近感を出し、トカゲがより落ち着けるように木のチップを地面にばらまけばレイアウト完成です。

ここまでできたらすぐに生体を入れたい!と考えてしまいますが、一週間から二週間ほど待ちましょう。というのも、すぐに生体を入れてしまうと、植えた観葉植物を掘り返してしまう可能性があるからです。ある程度時間を置き、植物が地面にしっかりと根を張ったところで生体を入れてください。

なお、ビバリウム維持の注意点ですが、夏場は1日に1回、冬場は2日に1回は霧吹きで水を上げてください。乾燥に弱い生体を守るだけでなく、植物の発育を助けるためにも重要です。

また、ヤモリなどはガラス面を簡単に上ることができるので脱走しやすいです。必ず蓋をしましょう。

ビバリウムで飼育できる生体

tortoise
ビバリウムで飼育できる生体としてまず代表的なのが爬虫類です。トカゲ、ヤモリ、ヘビやリクガメなどは近年、餌もペットショップで手に入れやすいためおすすめです。

また、大型のダンゴムシや外国産のクモなども飼育することができるため節足動物の飼育に興味がある人は是非チャレンジしてみましょう。

ビバリウムを作ってみよう!

アクアリウムと比べて、フィルターやCO2添加の必要がないため比較的安い値段で始められるビバリウム。

ただ、レイアウトや植物の成長など、突き詰めていけば奥が深いのも魅力です。家の軒先でトカゲやヤモリを捕まえてビバリウムを作ってみるのも良いですし、外国産のトッケイヤモリなどレアな爬虫類にチャレンジしてみるのも良いです。魚やエビの飼育だけでは物足りない人にはおすすめです。

ただ値段が安いから飼育が簡単かといったらそうではないので飼育した以上最後まで責任を持って飼いましょうね。

動画

詳しい内容を知りたい人は以下の動画をご覧ください。

 

(※↓詳しくはコチラへ)
参考・画像出典:Youtube(さぼりch)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

新着記事

スポンサードリンク

バナー掲載募集
バナー掲載募集

スポンサードリンク