今回はコケのインテリアコケリウム様の動画を参考にしながら、コケを使ったテラリウム（コケリウム）をつくっていきます。
4,000円程度で初心者でも素敵なコケリウムが簡単に出来ます。

まずはソイルを容器に入れていきます。
容器のサイズはお好みですが、大きすぎないほうが管理がしやすいです。

ソイルは黒系を使ってください。
コケの緑色がよく映えます。

容器を持ち上げ、傾けることでソイルに傾斜を付けます。
傾斜をつけることでレイアウトに立体感が出てきます。

普通は、容器に手を入れソイルをならすのですが、容器が小さいとこんな裏技が使えます。
手頃なサイズだからこその時短テクですね。

霧吹きを使って、ソイルに水をかけましょう。
表面がうっすら濡れる程度に水をかけてください。

水を吹きかけることでソイルが崩れないようにできます。これからコケを使ってレイアウトしていくにあたり作業がしやすくなります。

次に石を入れていきます。

石は2つ使います。
前後にずらして置くのがポイントです。
前後に置くことで奥行きを表現できます。

いよいよ容器にコケを入れていきます。

まずはホソバオキナゴケです。
乾燥に強く丈夫で初心者にも育てやすいコケです。

ホソバオキナゴケは、容器の前側に植えます。
先ほど配置した石よりも前に植えてください。

狭い場所にも隙間が出来ないよう、しっかりとコケを敷き詰めてください。
ホソバオキナゴケは手でちぎっても問題ありません。

手が届ない、指が入らないような場所はピンセットや菜箸などを使ってコケを押さえてください。

石を配置したので少し狭く作業しにくいかもしれませんが、丁寧にコケを敷き詰めましょう。

このようにコケを敷き詰め終わると、綺麗なコケのマットが出来上がります。

次にシノブゴケを使います。
こちらもホソバオキナゴケと同様に乾燥に強く、丈夫なので初心者にオススメです。

ホソバオキナゴケとシノブゴケの違いは、背の高さです。
背の低いホソバオキナゴケは前面に、背の高いシノブゴケは後面に植えるのがコツです。立体感がアップします。

したがって、シノブゴケは石よりも後ろに植えてください。
ホソバオキナゴケのときと同様に、コケを敷き詰めてください。

シノブゴケは固いので、手ではちぎりにくいかもしれません。
ハサミで切ってしまっても問題ないので、石の配置や容器のサイズに合わせてコケをカットしてください。

シノブゴケはモジャモジャっとしています。全体的なバランスを考えながらボリュームと高さを調整してください。

全体のレイアウトをみながら、ソイルが出ているところを見つけたらコケを追加してください。
ピンセットを使うとスムーズです。

流木を入れましょう。
今回は2つ使っていきます。
石の付近に置いてください。

1つの石に対して、1つの流木が対になるように置きます。

流木も入れ終わるとこのような状態になるはずです。

最後にもう一度、霧吹きで水をかけます。
こうすることで全体を馴染ませます。

テラリウム（コケリウム）は、インテリアや鑑賞が目的です。
容器の中が見やすいように柔らかい布などでガラス面を拭いてください。

最後に小物を入れます。
小物は無くても良いのですが、1つあるだけで雰囲気がガラリと変わります。コケの雰囲気に合ったアクセサリーを入れることで、よりキュートなコケリウムに仕上がります。

動画ではトトロに関連したアクセサリーを入れていますね。

以上で完成です。
お疲れ様でした。

コケリウムの置き場所は「優しい光」が差し込む場所がベストです。

1日2回は霧吹きで水を与えるようにします。
日常的な管理はこれだけで十分です。

コケが伸びてきたら適度にカットしてあげてください。

食品用ラップを容器にかけると乾きにくくなります。
ただし、ラップで密閉したままだとカビが生える恐れもありますので、適度に換気してください。

あらかじめソイルに水をしみこませておいても良いです。
水が蒸発するときにコケに潤いを与えます。
ただし、コケが水没するくらい水を入れてしまうとカビの原因になったり、コケが枯れる原因になるので注意してください。

（※↓詳しくはコチラへ）
参照・画像出典：Youtube（コケのインテリアコケリウム）
（本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています）